この度、フリーランスとしての月額単価を3万円引き上げていただくことができました。
フリーランスにとって単価アップは、自分の市場価値が公に認められた証であり、何よりモチベーションに直結します。しかし、今回の昇給までの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
今回は、私がこの1年間でどのような壁にぶつかり、それをどう乗り越えて今回の単価アップに繋げたのか、その舞台裏を等身大でお伝えします。
1. 異例の「毎月更新」から始まった1年
通常、フリーランスエンジニアの契約は3ヶ月単位で更新されるのが一般的です。しかし、今の現場に参画した当初、私は「1ヶ月ごとの契約更新」という形態からスタートしました。
毎月が「試験期間」のような緊張感。現場のルールや技術スタック、人間関係、ドキュメントの書き方に至るまで、自分にとっては初めてのことばかり。キャッチアップのスピードが求められる中で、正直なところ「来月もここにいられるだろうか」という不安と戦う日々でした。
インフラエンジニアとして、環境を構築する前に、まずは自分自身をこの現場のインフラに適応させることが最優先事項でした。
2. 「初めてのことばかり」を乗り越えた思考法
参画から半年ほどは、毎日が学びの連続でした。 自社独自のデプロイフローや、複雑に絡み合った既存環境の把握。分からないことを「分かりません」と言える勇気と、それを次までに「自分のものにする」執念の両方が必要でした。
私が意識したのは、以下の3点です。
- 徹底したメモと構造化: 一度教わったことは二度聞かないよう、手順をドキュメント化してチームに還元しました。
- 小さな成功の積み重ね: 最初は簡単なタスクから確実にこなし、「この人に任せれば、ひとまず安心だ」という信頼の貯金を少しずつ貯めていきました。
- 現場の文化に馴染む: 技術的な貢献はもちろんですが、現場が大切にしているコミュニケーションの作法やスピード感を誰よりも早く吸収するよう努めました。
こうした泥臭いキャッチアップを半年間続けた結果、ようやく契約が安定し、チームの一員として「なくてはならない存在」として認めていただけるようになったと感じています。
3. 同年代の「優秀な背中」を追う日々
今の現場には、私と同年代くらいの正社員の方が多く在籍しています。 驚かされるのは、彼らの圧倒的な優秀さです。技術力はもちろん、ビジネスサイドとの調整能力や、トラブル発生時の冷静な判断力など、自分よりも何歩も先を行く姿を毎日目の当たりにしています。
以前の自分なら、彼らと比較して落ち込んでいたかもしれません。しかし今は、「最高の見本が目の前にいる」という非常に恵まれた環境だと捉えています。
彼らの仕事の進め方を観察し、考え方を盗み、少しでも自分の血肉に変えていく。優秀な同年代に囲まれているからこそ、「自分ももっと高くへ行けるはずだ」という健全な競争心が、日々のパフォーマンスを支える大きな原動力になっています。
4. 1年間の実績が「3万円」という数字に変わった瞬間
今回の単価アップは、エージェントを通じて「これまでの1年間の実績」を正当に評価していただいた結果です。
「毎月更新」のプレッシャーから始まった日々が、1年経った今、具体的な報酬の増加という形で結実しました。3万円という数字は、ただの金額以上の意味を持っています。それは、現場での「試行錯誤」や「夜遅くまでのキャッチアップ」、そして「優秀な仲間への憧れと努力」のすべてが肯定された瞬間でもありました。
フリーランスは、会社員のように決まった昇給制度があるわけではありません。だからこそ、自分の努力が直接数字に反映されるこの瞬間は、何物にも代えがたい喜びがあります。
5. まとめ:ドラマチックな未来への入金力
私の目標である「鎌倉に3億円の家を建てる」「月100万円の配当を実現する」という夢。 この大きな目標を支えるのは、日々の地道な「単価アップ」の積み重ねです。
今回増額された3万円は、そのまま将来への投資へと回ります。人的資本(自分のスキル)を磨き、それを報酬という形に変え、さらにそれを資産運用に投じる。このサイクルを回し続けることこそが、インフラエンジニアとしての私の生存戦略です。
現状に満足することなく、目の前の優秀な背中を追い続けながら、これからも一歩ずつ、ドラマチックな人生のインフラを強固にしていこうと思います。


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