1. 導入
「Azureの基本はわかったけど、客観的な証明が欲しい」「転職や単価アップに繋げたい」 そんな方に最初の目標としておすすめなのが、Microsoft公式資格の「AZ-900 (Azure Fundamentals)」です。
私はインフラエンジニアとして多くの現場を見てきましたが、この資格を持っているだけで「クラウドの共通言語が話せる人」として信頼度が変わります。今回は、最短で合格するための「勉強のコツ」を伝授します。
2. AZ-900は「暗記」ではなく「概念」が9割
この試験、実は計算問題などはほとんど出ません。大事なのは以下の3つを自分の言葉で説明できるかです。
- クラウドのメリット: なぜオンプレミスより安いのか?(スケーラビリティ、可用性)
- サービスの役割: 仮想マシン、ネットワーク、ストレージ、DBの違いは?
- お財布とルール: 第3回でやった「コスト管理」や「ガバナンス」の話です。
3. 私がおすすめする「3ステップ学習法」
- Microsoft Learn(無料): 公式のドキュメントをサラッと読みます。
- Udemyや問題集: 本番に近い形式の問題を解き、「なぜ間違えたか」を確認します。
- 自分のブログ(アウトプット): この「Azure入門シリーズ」を読むことも、立派な復習になります!
4. 【実力テスト】合格レベルかチェック!
これまでの連載内容を思い出せば、きっと正解できるはずです。本番試験のイメージを掴んでみましょう。
【問題1】クラウドの基本概念 「必要に応じてサーバーの台数を増やしたり減らしたりできる」というクラウドの特性を何と呼びますか?
- A:高い可用性(Availability)
- B:スケーラビリティ(Scalability)
- C:障害復旧(Disaster Recovery)
正解:B 解説: 需要に合わせてリソースの規模を柔軟に変更できるのが「スケーラビリティ」です。第1回で解説したクラウドの最大のメリットですね。
【問題2】Azureのリソース管理 「仮想マシン(VM)やネットワークなどの関連するリソースを、1つの論理的な単位としてまとめて管理するもの」はどれ?
- A:リソースグループ
- B:サブスクリプション
- C:管理グループ
正解:A 解説: 第4回でも触れましたが、関連するものを1つの「箱」に入れるのがリソースグループです。これにより、一括削除やコスト確認が容易になります。
【問題3】コストの最適化 「特定の期間(1年または3年)、Azureサービスを利用することを事前にコミットすることで、通常料金よりも大幅な割引を受けられる制度」を何と呼びますか?
- A:従量課金(Pay-As-You-Go)
- B:Azure Advisor
- C:予約インスタンス(Reserved Instances / RI)
正解:C 解説: 第3回で学んだコスト管理の応用編です。長期間使うことが決まっているサーバーは「予約」することで、コストカットを賢く捻出できます。
5. まとめ:資格は「自信」へのパスポート
資格を取ることは、単なる紙切れを手に入れることではありません。 「自分はここまでできる」という自信を持ち、大きな目標に向かって、一歩ずつ市場価値を上げていくための強力な武器になります。
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